【映画レビュー・感想】マスカレードナイト

東野圭吾作品の人気作品の続編 今回もホテルを舞台に仮面を暴く!

2019年1月に公開された前作「マスカレードホテル」の続編となるこちらが2021年10月に2年近く経って公開されました。

続編と言っても大きなつながりはなく、この作品から見てもなんら問題はありません。

ホテルを舞台に潜入捜査をすることになった警察官の木村拓哉、

そしてコンシェルジュになった長澤まさみのタッグは今回も健在です。

仲が良くなったようなそうでもないような

絶妙な距離感がたまりません

簡単なあらすじから個人的な感想を綴っていきます。

また読書ブログでありながら原作は未読でございます。

簡単なあらすじ ※若干のネタバレあります

大晦日の夜、「マスカレードナイト」という覆面カウントダウンパーティを実施するホテル

その従業員の山岸はコンシェルジュとして出世していた。

ロサンゼルス支店への栄転候補にも選ばれるなか、また警察の潜入捜査依頼が入ったことを知る

警察は若い女性が自宅で感電死させられている死体が発見された事件を追っていた。

匿名のタレコミでマスカレードナイトのパーティーに犯人が現れるとFAXが入る

密告者は誰なのか、そして犯人は誰なのかホテルマン、お客になりすました警察官の潜入捜査が始まる。

全ての人を疑い、化けの皮を何としても暴こうとする警察

殺人犯であろうと仮面を剥がすことなく、ホテルでの空間を楽しんでもらうおうとするホテルマン

相反する正義を持っている双方だが、事件を防ぐことはできるのか。

次第に怪しい人物たちが絞られてくる。

無理難題を言ってくる癖客

偽名を使って夫婦でやってくるも旦那が一向に顔を見せない女性

いつも不倫相手を来ているホテルに家族と来た男性

ゴルフのキャリーバックを誰にも運ばせない男性

その中には殺害された女性と面識ある人もいたり。

そして密告者と犯人は接触を持とうと動き出す。

カウントダウンのパーティが幕を開ける

個人的な感想 ※ネタバレ要素あるので注意

ミスリードを誘う演出もいくつかあり、

犯人に関しては予想を裏切られました。

最後にあれ誰がいたっけなと思うほど

一方わかりやすすぎる仕掛けもありましたね。

タイマーの時間であったり、沢村一樹の審査員など

早い段階からそうだろうなと思ったらその通りだったので最後の方は早くしてよと思うほど。

ただあっという間の2時間ちょいでしたね

退屈な場面などはほとんどなく、

事件が起きてからは怒涛の展開を見せてくれました。

ただ色んなことが1日で起きすぎて、ホテルマン忙しすぎ・・・

なんて意味ないこと思ったり

続編はあるのか?!恐るべき東野圭吾作品たち

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この作品の良いところとして恋愛に持っていかないところですかね。

若干最後にはいつもご飯に誘うなどのシーンはありますが、2人が恋人同士になった描写はありません。

木村拓哉さんの作品といえは色々ありつつも最終的には恋愛になってしまうのが定番でもあったので

この関係性はすごく良いですね。

ただ原作は今回の作品以降は出ておらず今のところ続編はなさそうですね。

ただ作品量産型の東野さんなのでいつの間にかサクッと続編が出ている可能性があります。

今年か来年くらいに出て、文庫化する3年後にまた映画化なんてあり得そうですね。

長澤まさみはロサンゼルス店に移動になってしまったので、ちょうど帰ってきたところか

もしくはロサンゼルス編なんてこともあったり

期待しても良いかもしれません。

「マスカレード」シリーズは原作累計400万部を超えるヒット

売れっ子作家の中でも群を抜いているのが東野圭吾さんですね

 

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