賃貸マンションの鍵を失くしてしまった時 管理会社で出来ること
人生で何度か経験してしまうであろう家の鍵を失くしてしまうこと
あれ、ポケットに入れてたのに・・・
恐る恐る部屋に帰ってドアを開けようとするもちゃんと閉まっている
これに勝る絶望はなかなかないですよね。
そして色々考えると思います
- 管理会社へ連絡したら開けに来てくれるのか
- 自分で鍵業者を探した方が良いのか
- もっと色々探してみるべき?
今回は管理会社勤め10年以上の私から管理会社として出来ることと
鍵を無くさない対策などをお伝えできればと思います。
そういう私も鍵は必ずと言っていいほど失くしてきているので、経験は多く、対策は甘いかもしれませんが
まずは管理会社へ連絡してみよう
管理会社も物件によったり、会社の考え方によったりもしますが最近の主流としては
部屋の鍵を持っていないことが多いです。
緊急時には鍵業者にて解錠手配を取るため、合鍵というものが存在すらしていないのです。
なので一昔みたいに管理会社にいけば、合鍵を貸してくれたりとか、連絡したら開けに来てくれるケースは稀になっております。
ただ現実にまだやっている会社もありますし、日中であれば対応してくれるところもあります。
オートロックだけであれば遠隔で開けれるシステムが導入されている場合もあります。
また、最近は鍵のセキュリティーが上っており、通常の鍵業者では対応出来ない場合も存在します。
ご自身で手配とったのに開けることが出来ず、結局管理会社に相談するしかないということもあるので
一度管理会社へ相談するのが良いでしょう。
基本的には鍵業者の手配を取ってもらい費用負担が必要となってしまいますが、それが1番問題のない解錠方法です。
自分で鍵業者を手配する
管理会社へ相談した上で、ご自身で鍵業者を手配することも可能です。
最初からそういった案内をするところもあるでしょう。
ご自身で選ばれた鍵業者の方が安い場合もあります。
ただ鍵を失くしたケースの場合には足元を見られることがあるので基本料金は高いのが一般的です。
時間帯にもよりますが1万円は最低かかるのが基本料金で、鍵の種類により追加になるケースが多いでしょう。
注意点としては鍵業者でもオートロックを勝手に開けることは出来ませんし、先程話した通り全ての鍵を開けれるわけではありません。
管理会社からの手配業者であれば連携をとってオートロックを開けれたり種類を事前に把握して来てくれるので、そのリスクはないかと思います。
一度冷静になって鍵を探してみよう
管理会社へ連絡した後に鍵が見つかるケースも多々あります。
パニックになってしまっていると思いますが冷静にもう一度バックを探してみたり、普段使っていないポケットや財布の中など探してみましょう。
最後に記憶にある場所を思い出して落とすとしたらどの辺りだったのかなど辿ってみるのも良いです。
そして警察に届けがないか聞いてみるのも一つの手です。
落とし物は警察に届ける。これ令和になっても当然に行われている行為なのです。
そして何より管理会社の案内がそうなっているのです。
マンション内で落とし物を拾ったと案内があった場合、
「警察署へ届けてください」
こう案内することが多いです。
冷たいと言われるかもしれませんが、その落とし物を拾いに行くわけにもいきませんし事務所で保管することも出来ないのです。
管理人が常駐しているマンションとかでは別ですが、一般の賃貸マンションでは落とし物を預かっているケースはほぼないです。
夜間対応について
鍵を失くしたことに気づくのは夜間になってからが多いと思います。
この夜間とは18時以降を指す一般的です。
それ以降の解錠費用は夜間料金が発生するため、割高になるケースがあります。
追加で5,000円程のイメージで良いかと思います。深夜だとさらに増えます。
もし鍵に心当たりがあったり、取り急ぎの宿を確保出来るのであれば相談の上
日中での対応をお願いした方が金額は安くなる可能性はあります。
ただ料金を取られることは同じなので、そこは家に入れない労力と天秤にかけていただければ
鍵を失くさない 失くした場合の為の対処方法
誰もが経験する鍵の紛失
どんな対応が出来るでしょうか
職場やポストなどスペアの鍵を外に保管する
失くした際の対応になりますが、やはり鍵業者を手配する金額は馬鹿になりません。
2、3日は落ち込んでしまうくらいの金額ですよね。
1万円以上かかってしまうことを考えると職場に保管したり、信頼出来る人に預けるなどするのは必要なリスクヘッジかもしれません。
そもそもが鍵付きのポストならそこに入れてしまうという人もいます。
ただダイヤル式のポストは合わせる数が少なく簡単に開けれてしまうのでセキュリティーは甘く、注意が必要です。
中には鍵を宅配ボックスに入れて確保してしまう方もいますが、これは他の入居者に迷惑になるばかりか、定期的なメンテナンス時に取り上げられてしまうこともあるので絶対にやめましょう。
失くしものアイテムを使う
最近の技術を使って失くしものを探す機能を持ったアイテムが出てきました。
IPhoneなんかはそもそも他のデバイスから探す機能がありますが、新商品として「Air Tag」なんてものも出てきました。
こちらは3万円以上と高そうなので安価なものとしてはこんな商品もあります
携帯電話とBluetoothで繋がっており、接続が切れた場所がわかるので失くした場所も検討がつけれるというもの。
そもそも部屋の中とかで音を鳴らして探すことも可能なので、部屋で失くしてしまう方にもオススメな商品ですね。
その他にも鍵に特化したものもございます。
これなんか便利ですね。音が鳴ってくれれば探し物しなくて良いのにと思うことたくさんあります。
こういうのに特化したものがしっかり存在しているのですね。
鍵を失くしてしまった場合の対応 まとめ
鍵を失くして閉まって焦っているあなたはまず以下の対応をしてみましょう。
- 管理会社にまず相談してみる
- 解錠方法や金額、一番安価で楽な方法を確認する 1万円くらいが相場
- 基本的は管理会社から鍵業者を手配するのが一般的 あまりに高額であれば自分で手配して良いか確認
- 手配前に一度冷静になってもう一度探してみる
- 夜間であれば高額になる可能性あるので、時間帯で変わるのかなど相談するべき
物件によっては隣にオーナーさんがいて、すぐに開けてくれるラッキーケースもまだ存在します。
管理会社が近くて取りにきてくれれば貸出しますなんてケースもあり(自分もその経験あり)
何にせよ一度相談して冷静に判断してみましょう。