不動産業界 賃貸マンション管理会社への転職ってどうなの?



現役マンション管理会社勤務が語る 不動産業界の現実

転職を考えた際に様々な求人を見ると思いますが

不動産営業の求人の多さにはびっくりしますよね。

よほどブラックで離職率が多いのかと勘ぐりたくなるほど、いつ何時人を募集しているのが不動産業界です。

現役の不動産業界にいる私から見た転職先にありかどうか

率直な意見を書ければと思います。

個人的な転職歴としては以下の通りです。

飲食店に内定 ⇨ 個人の不動産会社 ⇨そこそこ大手の不動産グループ

今の不動産グループ会社にて建築からマンション管理業務まで経験しております。

意外と安定 不景気にも仕事が減らない業界

まずは全体的な業界の話になりますが

意外と安定しているのが不動産業界です。

不景気やコロナの時期においても仕事の量としては減らないという特徴がございます。

例えば不景気になったとしたら

  • お金がない個人や法人が持っている不動産を売却する
  • いつもより安いので買い時と見て売買が成立しやすい
  • 家賃などは下がるが、より安い家賃を求めて部屋探しをする人が出てくる

など、不景気だからこそ不動産が動くということもあります。

今回のコロナにおいてもほぼほぼ動きが変わらなかったのが不動産業界なのです。

国の政策 税金に優遇されている

家が1軒建つと経済が回ると言われるように政府は建築を促す政策をいくつか取っております。

いくつかありますが、更地の土地より建物がある土地の方が税金が安かったり

住宅ローンには税金の控除があったり

家を建てさせることを優遇しているような制度がいくつもあります。

土地を持っている限り何かしら活用しなくてはお金が取られるだけなので

地主は駐車場にするかマンションを建てるかして、そこに住みたい人が不動産屋を訪れるわけです。

また引っ越しが1件行われると、不動産業者、引っ越し業者、家具屋、電気屋、ホームセンターと買い物が増えて経済が回るのです。

街づくりも意味合いもありますし、不景気になったくらいでは止まらない、むしろ加速していくのが不動産業界です。

コンビニより多い不動産会社 勤務体制は会社によりきり

不動産会社はなんとコンビニの2倍あると言われております。

ほとんどが小さい個人でやっている会社であり、大手と言われる会社は僅かな割合です。

そうなると勤務体制は会社に寄るという回答になってしまいます。

小規模ののほほんとした会社であれば定時上がりなどは当然で、管理物件などで安定利益もあり、ある程度落ち着いた会社もあります。

一方営業重視で数字を取ってなんぼの会社であれば、毎日のように数字に追われ

数字が上がっていなければ帰ることも出来ず、数字が出来ると仕事が増えて帰れないなんてブラックの典型のような会社もあるのが実情です。

最近は大手を中心に36協定などもあるので残業させないようにしているところが多くなってきてはおります。

正直転職前に見分け方は難しいですが、お住まいのマンションを管理などしていたらそちらの担当に直接会社の雰囲気を聞いてみるなど、生の声を聞くことが一番かも知れません。

給与は高いのか? 歩合制 休みは水曜?

営業の募集であれば給与は歩合制であることが多いです

稼いだ分だけいくつかの割合において給与に上乗せされる制度です。

実際にいた個人の不動産では利益金額の10%が歩合としていただけました。

基本給が年収300万円ほど 1,000万円稼いで年収400万円になる

そんなイメージです。もちろん基本給は年々上がっていくなど制度はありますが

一発数十億の案件を売買などしてしまえば600万円ボーナスなんてことも

確かに夢がある世界かも知れません。

最近は歩合でない会社も増えてきておりますし、管理会社や事務などは固定給にしているところが多いです。

休みに関しては水曜が不動産業界の典型となっております。

契約が水に流れないようにと言うのが慣わしとのことです。

ただ管理会社や法人相手の不動産など土日休みの不動産会社もあります。

大手の中でも部門によって休みが違うなど、一概に平日休みというわけではありません。

またGWや正月などの長期連休はしっかり休むところが多いです。

そんな時期に大きな不動産を買ったり借りたりする人はいないだろうと言うところでしょうか。

一度平日休みを味わうと土日休みには戻れないなんて人も実在します。

個人的にも安定してきたら平日休みはオススメです。

給与が良いかに関しては、これも一概には言えませんが結果次第というところが多いかと思います。

固定給でもボーナスで額が変わったり、事務などはそうでもなかったり。

一方で小さい不動産会社の方が結構良い給料を与えているところもあったり

転職率が高いのも色んな体制の会社があるので色々見比べている人が多いのかも知れませんね。

まとめと個人的な意見

以上まとめますと

  • 業界としては安定している 
  • 数十年後に無くなっている業種でもない
  • 不動産会社の数が多いので体制も様々
  • 給与や休みも様々だが基本的には数字優先のブラック体質が多い

個人的には10年以上この業界にいるので否定するのも残念な気がしてしまい

かといって胸を張ってぜひこの世界に!とも言えないのが正直なところです。

ただ良いところとしては不動産はどんな業種にしろ同じ仕事はないということです。

物件に寄って条件は変わってきますし、建物によって起こる問題も様々です。

毎日同じことの繰り返し、そんなことを思うことは少ない仕事だと思います。

もちろん慣れや狭い地場でしかやっていない不動産だとそれも起きるかも知れないですが

飽きっぽい方ほど向いているのかなと思っております。

未経験の方でも2、3年すれば経験をつめる業界でもありますので、そこを恐れることはないかと思います。

また今度は不動産業界と言っても色んな種類がありますのでその辺りも書けたらと思います。

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